2017年5月1日月曜日

InDesignのページ機能を使ってみよう!【その7】

[マスターページ]を編集しよう!

チップくん「さて次は、画像をフレームに配置するんだけど…その前に!先に[マスターページ]上の画像を削除しておこう!」ジミー「えっ!!!!!せっかく作ったのに 消しちゃうの?!?!」
チップくん「画像だけを削除して[フレーム]は残しておくから大丈夫だよ!ひとまず、[ページ]パネルで「マスター-B」を選択してみて!」ジミー「ちょっと待って?! 画面が1ページだけになってるんだけど??  他のページはどこいったの???」
チップくん「[マスターページ]用の編集画面に移動したんだよ![選択ツール]で[グラバー]をクリックしよう!!」ジミー「あ,そっか!! ワスレテタ! こうすれば[フレーム]の中の画像だけ選べるんだったね!!」
チップくん「そうだよ!そのまま[マスターページ]から画像を削除すると……」ジミー「わわっ!! 他のページも画像が消えちゃったよ??」


前回紹介した通り[スプレッド]に[マスターページ]を適用すると、[マスターページ]のアイテムがページに表示されるんだ!
さらに! [マスターページ]を編集すると、適用した[スプレッド]にも変更が反映されるんだ! マスターを修正するだけで、たくさんのページをまとめて編集できるから、フォーマットの変更や調整が必要な時に便利だよ!
下図のように、[ページ]パネルで編集する[マスターページ]をダブルクリックすると、[マスターページ]の編集画面に移動するから、マスター上のオブジェクトを調整して、ページの変化を確認してみよう!


ところで、この前少し紹介したように、InDesignには[スプレッド]と[マスターページ]それぞれに作業スペースがあるんだ!

まず[スプレッド]は通常の作業スペースで、実際に印刷されるページをレイアウトするスペースだよ!複数のページを持てるんだ。


次に[マスターページ]は、ノンブルなどの共通アイテムをレイアウトする、誌面のフォーマット用スペースなんだ! [スプレッド]と違って1つのマスターには見開き単位のページしか持てないよ!その代わり、マスター自体はいくつも作れるので、1つのドキュメントに複数のフォーマットを持てるんだ!
例えば地色や色帯などの色違いのフォーマットを作って、マスターを切り替えたりできるから便利だよ!

次回も[マスターページ]の紹介を続けるよ!


5/1……1コマ目と2コマ目を更新
5/6……3コマ目と4コマ目を更新


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